| 1959年(昭和34年)に11形式を改番した50Hz用交流試験制御電動車である。同年に大井工場において改造されていた。当時簡易交流電車と呼ばれ、地方ローカル線用の経済的な車両として試作された。交流機器は日立製が採用されており、カゴ形単相誘導電動機を液体変速機と逆転機を介して継手によって第3軸を回転させる伝達方式で、液体式ディーゼル動車と同様な方法である。この電動機は可とう釣掛式と称する特殊な装荷方法となっていた。主変圧器は放射状鉄心形油入自冷式と呼ばれるものを採用した。外観は車体長17メートルの両運転台で、側面は種車時代の面影を残すが、運転台前面は大きく改造されHゴム支持による大形3枚窓の両側にさらに小窓が斜め方向に設けられた独特な形状となった。屋根は鋼板製低屋根となり、Z形パンタグラフが試用されている。室内は長手腰掛がそのまま設置され、扇風機は低屋根に対応したものとなった。また乗務員室との仕切は腰板部のみである。台枠はUF24、台車は前位側がDT11、駆動される後位側はDT11Hを履く。車体外部の塗色は赤2号にクリーム色4号の前面警戒色と幕板部側帯を巻く。仙山線で試験が行われたが、故障が多く性能的にも劣るため実用化されることなく1966年(昭和41年)に廃車され形式消滅した。(2009.02更新) |
11(1両)───→クモヤ7900番代(1両)───→廃車(1両) |
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クモヤ790-1 11形モハ11250を昭和34年に改番した。車歴は昭和7年に使用開始した日本車輌製31形モハ31078を嚆矢とし、昭和28年の改番により11形モハ11250となる。昭和34年に大井工場にて交流化改造されていた。写真は2-4位側を示す。昭和41年に廃車された。 2009.02作成 |
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クモヤ790-1の室内 |
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クモヤ790-1の乗務員室 |