| 1958年(昭和33年)に大井工場においてモハ73形式を改造した教習制御電動車である。当初は4600形式と称呼されたが、1959年(昭和34年)の車両称号規程の改正により本形式となった。電車関係要員の教習用として改造され、本来床下にあるべき主要機器が室内に設置され、実際に走行中の各機器の作動状況を観察出来る。外観は車体長20メートルの非貫通式両運転台で、前照灯は妻面に埋め込まれた。側引戸は2カ所のみとなり3段式側窓が並ぶ。室内には前位側から遮断器・主制御器・界磁弱接触器・電動発電機・空気圧縮機などが設置された。また床板には2カ所透明のガラス板部分があり、制動筒のストロークやスラックアジャスタの状態も観察出来る構造となった。車体外部の塗色はぶどう色2号に幕板部と腰板部裾に黄5号の側帯を巻く。中央鉄道学園に置かれ使用されたが、1983年(昭和58年)に廃車され形式消滅した。(2009.02更新) |
73(1両)───→4600(1両)───→クモヤ92(1両)───→廃車(1両) |
|
|
クモヤ92000
1947年(川 崎)モハ63134
1952年(日 支)モハ73055 1958年(大 井)モヤ4600 1959年{改 番}クモヤ92000 1983年{廃 車} |
|
|
クモヤ92000の室内 |