| 1953年(昭和28年)の車両称号規程の改正により16形式を改番した車両性能試験用の試験制御車である。1927年(昭和2年)に6470形式を大井工場にて改造し23100形式とし、同年の車両称号規程の改正により16形式となった。種車となった6470形式は我が国初の2軸ボギー電動車として1910年(明治43年)に製造された6100形式である。電車用の性能試験車として電車線や補助回転機の電圧・電流・電力量・速度を測定する。屋根上には架線観測用出窓を設け、車体両側面にも出窓が設置された。当初パンタグラフは搭載されなかったが、1930年(昭和5年)に設置され電車線の高さ・左右偏倚などを測定する。ボギー台車のほかに1軸の補助車輪を有する。室内にある測定装置は独国シーメンス社製で、ほとんど6650形式試験客車と同様の構造である。車体外部の塗色はぶどう色2号である。1949年(昭和24年)には52形式と共に東海道本線において高速度試験が行われ、後の湘南電車の礎となった。その後は長期にわたり大井工場構内で休車状態だったが1955年(昭和30年)に廃車され形式消滅した。(2009.02更新) |
16(1両)───→9010(1両)───→廃車(1両) |
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クヤ9010 1911年{改 番}ホデ6109 1913年{改 番}ナデ6109 1914年{改 番}デハ6259 1915年(大 井)デハニ6471 1927年(大 井)クケン23100 1928年{改 番}クヤ16001 1953年{改 番}クヤ9010 1955年{廃 車} |