形式 エ810 (記号番号 エ810・811) エ810形式救援車
 1953年(昭和28年)の車両称号規程の改正により客車に分類されていた救援車5010形式を貨車に編入して誕生した形式で、換算両数が1.2tのものをまとめた形式である。元は1929年(昭和4年)に日本最初のガソリン動車として誕生した5000形式で、その内の3両が1941年(昭和16年)に救援車に改造された。外観は妻面上部のラジエターが撤去されたものの、比較的よく原形を保っている。車体の塗色は黒で白帯が窓下に巻かれている。1960年(昭和35年)に形式消滅したが、811 は苗穂工場において5000形式キハニ5005 に復元され、現在も同所に展示されている。(2008.12更新)

5010(2両)───→エ810(2両)───→廃車(2両)

 

エ810

エ810
沼津
P:鈴木靖人氏

5010形ヤ5010を昭和28年に改番した。車歴は昭和4年汽車支店製5000形キハニ5003を嚆矢とし、昭和16年に幡生工場にて救援車へ改造され5010形ヤ5010となる。屋根は鋼板の丸屋根構造で、曲線状の水切りが特徴的である。幕板部には「静」・「沼津客貨車区」の標記がある。自重は11.33t。昭和30年に廃車された。

2008.01作成

エ811

エ811
1955.09 苗穂工
P:佐竹保雄氏

5010形ヤ5012を昭和28年に改番あいた。車歴は昭和4年日本支店製5000形キハニ5005を嚆矢とし、昭和16年に幡生工場にて救援車へ改造され5010形ヤ5012となる。写真は2-4位側を示す。一部の窓が塞がれている。妻面にはラジエターの台座が残置されている。腰板部には「札」・「室蘭客貨車区 室蘭駅常備」の標記がある。自重は12.00t。昭和35年に廃車されたが、後に苗穂工場にて5000形キハニ5005へ復元の上展示されている。

2008.01作成

inserted by FC2 system