形式 キ1 (記号番号 キ1〜87) キ1形式雪カキ車
 1910年(明治43年)から1927年(昭和2年)にかけて米国ラッセル・カー・アンド・スノープロウ社・札幌(苗穂)工場・大宮工場・金沢工場において86両が製造された初の単線用ラッセル式木製雪カキ車である。誕生時はユキ15形式と称呼されていたが、1928年(昭和3年)の車両称号規程の改正により本形式となった。単線用のラッセル車は前頭部がクサビ形で、機関車に推進され雪を左右にかき分ける構造となっている。さらに除雪範囲を拡大するために車体両側に可動式の排雪翼を備え、さらに前頭下部に線路間の可動式排雪器が設置された。室内は前位に操作室が置かれ、 次室に排雪翼を操作するための圧縮空気装置が設置された。後位には乗務員室があり、ストーブが設備された。台枠構造は木製であるが、一部に鋼木合造のものもある。1944年(昭和19年)に胆振縦貫鉄道を買収した際に同社のキ28 (元国鉄キ28 )を編入してキ87 とした。車体外部の塗色は黒である。その後鋼製雪カキ車であるキ100形式の増加によって減少し、1958年(昭和33年)度に形式消滅した。(2009.07作成)

キ1(87両)───→廃車(87両)

 

キ68

キ68

P:鈴木靖人氏

大正12年に大宮工場にて製造されたユキ15形ユキ475を昭和3年に改番した。屋根上に排雪翼を可動させるための空気ダメが増設されている。自重は23.14t。昭和30年に廃車された。

2009.07作成

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