| 1928年(昭和3年)から1956年(昭和31年)にかけて苗穂工場・大宮工場・浜松工場・土崎工場・郡山工場・飯野産業(飯野重工)・立山重工において製造された初の単線用ラッセル式鋼製雪カキ車である。単線用のラッセル車は前頭部がクサビ形で、機関車に推進され雪を左右にかき分ける構造となっている。さらに除雪範囲を拡大するために車体両側に翼を備え、屋根上に設置された6基の空気ダメから送られる圧縮空気によって開閉し、除雪範囲を調節することが出来る。また前頭部下にはフランジャを備えており、これを上下に調整することによってレール面の除雪を行う構造である。前頭部形状は当初100 〜が延鋤形、144 〜が流線形、173 〜が直線形となっていたが、その後直線形の優位性が認められ大部分が改造された。操縦室前頭部の形状も着雪を防ぐため平形やV形などがあったが、旋回窓の発達により平形に改造されていった。237 は前頭部形状を試験的にパラボラ形として除雪抵抗の減少を図る目的で改造されたが実用までには至らなかった。258 〜275 は1953年(昭和28年)に苗穂工場において木製のキ400形式を鋼体化改造して編入したものである。車体外部の塗色は黒で、ヨンサントウ以降速度指定65km/hのロ車となり黄1号の帯を巻いた。1962年(昭和37年)度以降、複線用のキ550形式に33両が改造され、残ったものも除雪用ディーゼル機関車の増加によって減少し、2両のみが1987年(昭和62年)にJRへ承継されたが、1989年(平成元年)に形式消滅した。(2009.05更新) |
キ100(176両)─┬─→キ100(194両)─┬─→キ550(33両) キ400 (18両)─┘ ├─→JR (2両)───→廃車(2両) └─→廃車 (159両) |
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