| 1948年(昭和23年)に汽車会社において製造されたロータリー式雪カキ車である。従来のキ300形式に準じた構造であるが、より保守性を向上するために既存の蒸気機関車の標準部品を中心に構成されている。ボイラー関係はC58形式、エンジン関係はC12形式、テンダはC58形式付属のものが採用された。同時に羽根車の深さを従来より大きくとり、一度に掻き込める雪の量を多くして除雪能力の向上が図られている。羽根車は回転数を可変することが出来、投雪距離を調節しながら上方にある案内フタによってその角度を加減する。蒸気による動力はすべて羽根車に伝達され、自走することが出来ないため必ず機関車による推進が必要である。除雪作業の最強の編成を俗に「キマロキ」編成と言うが、これはあらかじめ別の機関車(キ)にけん引されたマックレー式雪カキ車(マ)によって線路左右の雪をかき寄せておき、ロータリー式雪カキ車(ロ)を機関車(キ)が推進運転して遠方に投げ飛ばす方法を指しており、その頭文字を組み合わせたものである。車体外部の塗色は黒で、ヨンサントウ以降速度制限65km/hのロ車となり黄1号の帯を巻いている。5両が製造され全国の豪雪地帯に配備の上運用されたが、、ロータリー式除雪ディーゼル機関車の登場により1975年(昭和50年)度に形式消滅した。(2009.01更新) |
キ620(5両)───→廃車(5両) |
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キ621 |