形式 キ800 (記号番号 キ800) キ800形式雪カキ車
 1928年(昭和3年)に苗穂工場において製造されたかき寄せ(マックレー式)雪カキ車である。マックレー式雪カキ車はラッセル式雪カキ車によって除雪した際に出来た線路脇の雪壁を一旦線路上に掻き寄せて後続のロータリー式雪カキ車によってさらに遠方へ投雪する目的で使用されるものである。本形式は当時札幌鉄道局工作課長であった羽島金三郎氏によって考案され、蒸気機関車7350形式の炭水車の台枠を改造して誕生したものである。当初はユキ500形式を名乗ったが、1928年(昭和3年)の車両称号規程の改正によりキ500形式に改番、さらに1941年(昭和16年)の改正により現形式となった。台車は3軸片ボギー式で、両側に設置された翼を複動空気シリンダにより開閉することで4段階に調節が出来る構造となっている。圧縮空気は機関車から供給され、台枠下の空気溜にためられる。後年大きく改造されて後に増備されたキ900形式に準じた装備となり、台車も2軸ボギーとなった。車体外部の塗色は黒である。1958年(昭和33年)度に廃車され形式消滅したが、準鉄道記念物に指定され小樽総合博物館(旧小樽交通記念館)に保存されている。(2009.08更新)

キ500(1両)───→キ800(1両)───→廃車(1両)

 

キ800

キ800
2001.08 小樽交通記念館
P:藤田吾郎氏

キ500形キ500を昭和16年に改番した。車歴は昭和3年に苗穂工場にて製造されたユキ500形ユキ500を嚆矢とし、昭和3年にキ500形キ500へ改番された。昭和33年度に廃車された。

2009.08更新

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