形式 ヤ100 (記号番号 ヤ100) ヤ100形式職用車
 1956年(昭和31年)にスイスのマチサ社から輸入され、大宮工場にて組み立てが行われたバラスト交換に用いられる工事用の職用車である。当初は車体外部の塗色は黒色で表記類が無いことから保線用の機械扱いだった可能性もある。本形式は線路を一定期間閉鎖して道床のバラストの交換作業を機械化するもので、「単線式道床バラスト更新方式」と呼ばれている。台枠上にはバラストクリーナーと呼ばれる機械が搭載されており、スクレーバーチェーンによって30〜240m/hの速度で道床の深さ200〜500ミリメートルの古いバラストを横幅3.5メートルにわたりすくい上げ、それをふるいにかけることによって再用バラストと廃棄バラストに分ける作業を行う。廃棄バラストはコンベアによってホッパ車に送られ、逆に別のホッパ車に搭載されている新バラストが本車に送られ再用バラストと混合されて道床に散布される。これら一連の作業は車体に積まれた150PSのディーゼルエンジンと100kVAの発電機によって電気式モータを駆動して行われる。自走は出来ないため地上に設置されたアンカーと車体をロープで結びドラムウインチによって巻き取りながら進む方式となっている。ブレーキ装置は手ブレーキのみ装備され、空気ブレーキは貫通管のみである。車体外部の塗色は黄1号である。1981年度(昭和56年度)に形式消滅した。(2009.01更新)

ヤ100(1両)───→廃車(1両)

 

ヤ100

ヤ100

P:鈴木靖人氏

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