| 1953年(昭和28年)の車両称号規程の改正により19950形式を改番した軌道測定用の試験車で、軌道の水準・継目落・軌間・通りなどを測定する。外観は屋根が丸屋根構造であるが、これは種車の前歴が寝台車であった名残で、幕板には明り窓が残っている。露台は軌道観察用に試験車に改造後設置され、後に屋根上に前照灯も設置された。室内は当初旧開放寝台部分を4台分残し軌道測定装置を取り付け、円卓と丸椅子が置かれた特徴的な旧喫煙室をそのまま休憩室として利用、個室寝台部を残して利用したが、1954年(昭和29年)に室内の割り付けを大幅に更新し、開放寝台部分を全て撤去し、配電室を設置、休憩室は通常の箱型の部屋に改造され、その欄間には十二支の彫り物で装飾された。また便所部分は暗室に転用されている。車体外部の塗色はぶどう色1号であったが、後にぶどう色2号に変更された。本格的な高速軌道試験車としてマヤ34形式が登場してからはその任を譲り、1964年(昭和39年)に老朽化のため廃車され形式消滅した。(2008.12更新) |
19950(1両)───→19820(1両)───→廃車(1両) |
|
|
オヤ19820 19950形オヤ19950を昭和28年に改番した。車歴は大正元年に新橋工場にて製造された10020形スイネ10020を嚆矢とし、その後10045形スイネ10045へ改造、大正13年に10045形オイネ10045へ改番された。その後大井工場にて試験車に改造され、昭和3年に19950形オヤ19950となった。自重は室内更新前が30.73t、更新後は34.86tである。昭和39年に廃車された。 2008.10作成 |