| 1926年(大正15年)に4820形式4820 を改造した軌道測定用の試験車である。1922年(大正11年)に4820形式4821 を種車とし、3形式として軌道試験車に改造したが、1925年(大正14年)に大船駅にて追突事故のため翌年廃車となり、その代車として新たに4形式が誕生した。4形式はその後3形式(2代目)に改番されたと推定され、1928年(昭和3年)の車両称号規程の改正により9000形式となった。外観は片側に露台が設置されているのが特徴で、屋根は二重屋根構造で、トルペード式通風器が並んでいる。下回りは珍しい3軸車で、さらに測定用車輪を有している。試験目的は軌条の継目落・軌間・水準の測定で、室内には振子や水銀ダンパーなどが設置されており、記録台に結果を記録する。しかし測定時の走行速度は約10km/hと遅く、運用面で不都合が生じることから、測定装置の一部を19950形式に譲り、試験時に用いる器具や修繕道具などの運搬・修理用として使用されたと思われる。車体外部の塗色はぶどう色1号である。1931年(昭和6年)頃からは休車状態が続き、荒廃した状態で大井工場に留置されていたが、1955年(昭和30年)に廃車され形式消滅した。(2008.12更新) |
3(1両)───→9000(1両)───→廃車(1両) |
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ヤ9000 1911年(神 戸)ロ4820 |