形式 マヤ38 (記号番号 マヤ38 1) マヤ38形式試験客車
 1953年(昭和28年)の車両称号改正によりマヤ37形式を改番した形式で、車両性能試験用の試験車である。マヤ37形式はもともと1936年(昭和11年)に大井工場において製造された39900形式を1941年(昭和16年)の車両称号改正で改番したものである。書類上では新製扱いだが、実際には瀬田川事故で大破した37200形式を復旧改造した。1955年(昭和30年)に試験車9020形式(後のクヤ99形式)が登場するまで本形式が機関車関連の試験の全てに対応した。1959年(昭和34年)及び1965年(昭和40年)に大規模な更新改造を受けた。外観は車体長20メートルの丸屋根で、2列にガーランド式通風器が設置されているが、後に側窓にRD15ユニットクーラーが5ヶ所に設置された。また車体には電線引通し用の樋が設置され、機関車からの測定用の配線はこの樋を通って測定台に接続される。室内は配線室・測定室・物置・暗室などから構成され、測定室には9つの測定台が設置されており、必要に応じて各種測定機器が搭載される。車体外部の塗色はぶどう色2号であったが、後に青15号に黄1号の側帯を巻いた。晩年は主に交流機関車及びディーゼル機関車の計測に使用されたが、1975年(昭和50年)に廃車され形式消滅した。(2009.02更新)

マヤ370番代(1両)───→マヤ380番代(1両)───→廃車(1両)

 

マヤ38 1

マヤ38 1
1962.04 品川
P:江本廣一氏

1936年(大 井)マヤ39900
1941年{改 番}マヤ37 1
1953年{改 番}マヤ38 1
1975年{廃 車}
マヤ38 1の室内

マヤ38 1の室内
P:鈴木靖人氏

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