形式 スヤ71 (記号番号 スヤ71 1) スヤ71形式試験客車
 1949年(昭和24年)に川崎車輌において戦災車を復旧した振動測定用の試験車である。外観は車体長20メートルの張上げ屋根で、1945年(昭和20年)に淀川電車区で全焼したクハ55069 であると推定される。屋根上には2列のガーランド式通風器が並んでいる。シル・ヘッダーは無く、3ヶ所あった引戸は全て閉鎖され、一部に側窓が新設された。台車はTR23を履いているが、いろいろな台車に入れ替えてその振動状態を比較し測定出来る構造になっている。また車内床下の台車付近に観測用窓があり、走行中における台車の挙動を観察することが出来る。晩年は特定の試験用ということはなく、必要に応じて各種試験機器を積み込み使用されたと思われる。車体外部の塗色はぶどう色2号である。1971年(昭和46年)に老朽化のため廃車され形式消滅した。(2009.02更新)

スヤ71(1両)───→廃車(1両)

 

スヤ71 1

スヤ71 1
1953.08 大井工場
P:奥野利夫氏

1949年(川 崎)スヤ71 1
1971年{廃 車}
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